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アメリカ人にとっての国歌と国旗は命そのもの?!

先日のブログで

ハワイ島出身のUFCファイター

B.J.ペンが、試合入場の時に

ハワイ州旗を逆さまにして

入場し、義母が激怒した

という話を書きました(↓)

今日は、

その時に予告した通り

アメリカ人にとっての

「国歌」と「国旗」の考え方が

わかるお話しをご紹介。

*****

昨年12月7日は、

「真珠湾攻撃75周年」で

ハワイでは盛大な追悼式典が行われました。

その時の式典で

ハリー米太平洋軍司令官が

スタンディングオベーションを

受けるほど、

米人が評価したスピーチが

こちら・・

"You can bet that the men and women who we honored today and those who died on that fateful morning 75 years ago never took a knee and never failed to stand whenever they heard our national anthem being played." U.S. Pacific Command Commander Adm. Harry Harris got a standing ovation after those words today at the commemoration of the Pearl Harbor attack:

(翻訳)

本日讃えられた男性も女性も、

そして、75年前の運命の朝に

命を落とした方々も、

国歌が演奏されているのを聞いたら、

いかなる時でも

決して片膝をつくことはなく、

決して起立をしないことはない

と皆さん想像ができるでしょう。

******************

なぜこのスピーチが

拍手喝采を浴びたのか・・

背景となる

ニュースがこちら ↓

アメリカの国技とも言える

アメフトの選手、しかも

クォーターバックのポジションを

守る選手といえば、花形であり、

国民的アイドルと一緒です。

その彼が、

ゲーム開始前の国歌斉唱の時に

片膝を立てて、不起立だったことが

この後ものすごい大きな

論争を巻き起こしました。

彼のこの抗議表明に

賛同する人もいれば

反対に怒りを表した人もおり

中には、

キャパニック選手の名前入りの

ジャージを火で焼く人たち

がでたり

また、

「殺人」脅迫も受けたそう。

しまいには、

オバマ大統領がこの件について

スピーチをするにまで至りました。

NFL-キャパニック、

オバマ大統領が擁護

この記事の中で

オバマ前大統領は

「軍関係者ら国のために戦って

くれている人々にとって、

国旗と国歌は重要な意味を持つ」

とコメント。

とあります。

それに続いて、

彼の抗議方法と内容は、

軍関係者や法執行官には

受け入れてもらうのは

難しいだろう、、と。

そして、

この後オバマ前大統領が言った通り

彼の抗議表明の仕方は

本当に受け入れてもらえなかった

という結果になったのが、

冒頭のハリス米太平洋軍司令官

のスピーチです。

キャパニック選手も

別に「侮辱」をしている

つもりではないと私は

思うのですが、

この件からも

米人にとって国歌と国旗は

「命そのもの」

なんだな、

というのがわかり、

アメリカに住む上で

理解しておくべきことだと

思いました。

ちなみに、

アメリカのニュースでは

大きく取り上げられた

ハリス太平洋軍司令官のスピーチ

日本のニュースで

日本語訳して取り上げて

ないかと調べてみましたが

他のスピーチ部分が

とりあげられているだけで

この件について

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