• Miki Cabatbat

No.46 翻弄されっぱなし

最終更新: 2018年4月12日
















 我が家にマウイ島から4歳のいとこがやってきました。例のアンクル(義母の弟)の子供で、義母がベビーシッターを頼まれたのです。すっかりこちらのコラムのレギュラー登場人物と化しているアンクル。先月のコラムで、別れたフィリピン系女性がまたアンクルの新居に転がり込んできて一緒に暮らしているとお伝えしましたが、どうもその後本当に別れたらしいのです。


 さらに、前妻が親権放棄をしたと言います。離婚をする2年前に養子縁組をした息子を巡って親権争いをしていたわけですが、不倫相手と再婚した当初は、新しい夫が大事なせいか「親権いらない」と放棄したにも関わらず、その後経済的に困窮し、政府からの援助をもらうために全親権を要求。その魂胆がわかるのもあり、アンクルも必死に抵抗し、ここまで共同親権を守ることができました。


 ところが元々子供を可愛がっていたわけでもなく、色々なことが自分の思い通りにならないせいか再び親権放棄をしたそう。先日も、息子のプリスクールが休校なのを知らず迎えに行き、そこで休校だと知り腹を立て、アンクルの職場にのりこんできて罵詈雑言を浴びせ、アンクルはTRO(一時的接近禁止命令)を獲得したのだと言います。 それもあり、前妻はアンクルの職場付近は近づけないし、息子の引き渡しもできないこともあり、世話をするのに助けが必要で義母が面倒みることになったのでした。これから数週間義母とアンクルの次男と交代でケアーをします。相変わらずドラマが多いアンクルです。何度もここで言っていますが、アラ還です。この歳になっても落ち着かないことに逆に驚きます(苦笑)



 落ち着かないと言えば、義弟(32歳)もまだまだ落ち着く気配はなく、主人曰く「今は誰ともデートしていないみたい」とのこと。ただ、先日最近まで頻繁にデートをしていたセクシー彼女が、腎結石で激痛を訴え、病院に連れて行ったりと、そういう世話はしてあげているようです。

 しかも、韓国転勤がほぼ決まったようで、それを楽しみにしていることもあり、特定の彼女はやはり作らないでおこうと思っているのかなと想像しています。3人兄弟の末っ子で、皆に甘やかされて育った義弟で、私はてっきりいつまでもハワイにいたいタイプかと主人と出会った頃は思っていました。ところが、その読みは全く外れ、転職してクェートに行き、そこに滞在中はヨーロッパを旅行しまくり、そして、今度は韓国転勤を喜んでいます。



 私たちも韓国なら遊びにいきやすいので楽しみにしているのですが、しかし義弟が韓国人の彼女ができるとは全く想像つかず、これまたしばらくシングル生活になるのではないかと思っています。義母も早く良い人をみつけて結婚して欲しいと願っているようですが、セクシー彼女には難色を示している状況。そして、また海外へ行ってしまうので寂しいようです。アンクルと違ってまだ若いし、未婚だし、誰に迷惑かけているわけでもないので、こちらはまだ良いのですが、それでも、義母はこの落ち着きのない2人のラテンボーイズに翻弄されっぱなしです。


*注意* このコラムは、2018年2月に「日刊サン」に掲載されたものです。

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