Aloha Authentic : 古代ハワイのManu (鳥)について
マウイ島クラにある Manu St. のManu は、空高く天に向かって飛ぶ動物 「鳥」を意味します。
ハワイ諸島に人類が辿りつく前は、142種類の固有種の鳥たちがいたと言われています。しかし、現在はそのうちの95種類が絶滅してしまっています。
古代ハワイ時代は鳥の羽を使用していました。鳥の羽は、まさに天空に飛ぶ姿を反映し、王族の象徴だったのです。
羽を使ったアイテムの中でもハワイ全島で最も有名なのが、カメハメは1世がまとった「黄色のマント」です。
あのマントは、Mamo(マモ)と呼ばれる黒い鳥からとっても貴重な黄色い羽の部分をとって作られたもので、45万枚以上の羽でできており、8万匹ものMamoが必要だったと言われています。
但し、鳥たちは絶対に殺しません。各鳥から数枚だけ羽を取ったら必ず放します。
アメリカ鳥類保護協会によると、現在44種類の固有種が現存し、そのうち33種類は絶滅危惧種に指定されています。ハワイは残念ながら、鳥の住処の破壊や、外来種のプレデターや蚊によって、鳥類が消滅しているエリアになっています。
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