• Miki Cabatbat

No61. ハワイの人はレイジーというのは嘘?!



まだ独身時代、結婚相手の条件として「真面目に働く人」というのがありました。ハワイにきてから独身女性の友達と会えば、自然と「ハワイの人はレイジーだからねぇ」なんてよく会話をしたものです。でも最近思うのが、あれって本当にそうなのだろうか?



 うちの主人も、ハワイ生まれ・育ちのれっきとしたロコボーイですが、普通に働き者です。今年に入ってからはずっと残業続きでよく働いています。また、主人とは性格が正反対の派手好きな義弟も、仕事は真面目だし、それこそ3ヶ月おきに変わるシフトで、昼夜逆転になったりしながらもこなしています。最近は、ダイエットに目覚めて、ものすごい痩せ、この勤務形態でよくそれができるものだと感心しています。旦那もそこは見習って欲しいと思うくらい(笑)それはさておき、主人の友達だって、同僚だって皆働き者だし、副業やっている人も多いです。




 さらに、私は最近クニアにあるラム蒸留所Ko Hanaで週1働いています。日本語ツアーが始まり、偶然マネージャーと主人が友達で、その好みから「日本語できる人が必要で働かないか?」と誘われ働き始めました。実は、私、アメリカ・ハワイでアメリカ人に囲まれて働くというのが初めてなんです。今までは、日本のメディアであったり、日本人が経営している会社からオファーを受けて働いていたので、このKo Hanaでの仕事はとっても新鮮です。 スタッフの平均年齢がめちゃくちゃ若くて、多分私が最年長に近いくらい(笑) だからか、とっても活気のある職場です。




 そして、ハワイ育ちのロコから、米本土出身の子たちがいりまじっているわけですが、とにかく皆働き者!若い上に気が利く子ばかり。ロコのマネージャーたちもアラサーで、とても機敏で、うまくスタッフをまとめています。「こういう会社こそ伸びるなぁ〜」と働いていて思います。私の中では、新境地に飛び込む感覚で、働き始めたのですが、仕事のマネージングの仕方も今の時代に合ったやり方だったりして勉強になります。また、年齢を気にしないというのがやっぱり大きい! 私は新人にあたり、自分より10〜20歳下の子たちに教わりながら仕事しているわけですが、全然年齢差を感じないのがこれまた新鮮です。これが日本だったら、私のような年上のオバさんを教育するって超やりづらいだろうな、って想像しますが、こっちは全くないのが楽で良いですね。




 ちょっと話しが脱線してしまいましたが、主人に「ハワイの人は働かないってよく言われるけど、いや、あなたしかり皆働き者だよね」と話したら、「だって、働かなかったら生活できないじゃん!」との答え。 おっしゃる通りです。 

 それを思うと、私たちが語っていた「ハワイのレイジーな人たち」っていうのは誰のことだったのでしょうね? 確かに、日本のサービス業のような、痒い所に手が届くような感じや、スピードは遅いところもあるかもしれない。例えば、レジでも喋りながらマイペースにやっている光景とか、レイジーに映りますね。でも、日本でも働かない人って大勢いるわけで、それを思うと、自分が物事をみるのに、焦点をあてているポイントが違うだけで、どっちも同じなのではないかと思うようになりました。


注* このコラムは、2019年7月に「日刊サン」に掲載されたものです。

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