• Miki Cabatbat

No.47 ややこしいわっ!

最終更新: 2018年4月12日
















マウイ島から4歳のいとこを預かっている我が家。例のアンクル(義母の弟)の次男と義母が交互に面倒をみています。アンクルには最初の奥さん(故人)との間に3人息子がおり、一番地に足ついて落ち着いているように見えるのが長男。結婚し、離婚もせず(?!)、子供も育て、普通のよくある家庭像通りの生活をしています。長年ラスベガスで暮らしていて、数年前に父親のビジネスを手伝うためにマウイ島に戻ってきました。昨年マウイ島に行った時に、そのいとこと会いましたが、「ハワイは何もなくてつまらない」ともらしており、都会の生活がとても恋しいようでした。そして、どうやらハワイの生活に見切りをつけ、最近ラスベガスに戻ってしまったようです。



 三男には私は会ったことがないのですが、数年前にアリゾナの刑務所から出所し、ちょっとの間ハワイに戻って暮らしていたのですが、ガールフレンドがいるアリゾナに引っ越しています。しかも、そのガールフレンドとは、出所後の彼を更生させるよう担当していた保護司というから驚きます。その2人の関係がどうやったら恋愛に発展するのか、詳しく知りたいものです(笑)


 そして、次男は、これまた典型的なラテンボーイといわんばかりのプレイボーイで、某ステーキ店のバーテンを長年やっており、それが誰の目からみても天職といえます。もしかしたらお父さんに一番似ているのか?常にガールフレンドが絶えません。しかも、いつも美女とつきあっているからすごい。このいとこは一生独身だろうなぁ〜と思っていました。ところが、一昨年から付き合い始めた年上の彼女と真剣交際をしています。周りにも「She is the one!」と言って回っているので、おぉ!彼もいよいよ落ち着くのか!と皆驚きながらも喜んでいます。



 さて、前置きが長くなりましたが、この3人息子の新たな弟が、今面倒みている4歳児ですが、次男ですら現在40歳で自分の息子と言ってもよい年の差。いつも呼び名がこんがらがって大変なことになっています。義母も自分の孫たちと年が変わらない、それどころか自分の孫より年下になるので、つい「Grandmaのところにおいで」と、自分のことをGrandmaと言ってしまっていました。やっと今回の世話で慣れてきて自分のことを「Aunty」と言うようになったのです。そして、私たちの関係も”いとこ同士”なので、本来なら呼び捨てでいいのですが、結局主人はUncle 、私はAuntyと呼ばせています。



 次男のガールフレンドには7歳の息子がいて、彼のところにいる時はその息子が遊び相手になってちょうどいいのかな、なんて思っていますが、しかし、次男は30歳以上離れているとは言え、兄弟という関係なので4歳児に呼び捨てで名前を呼ばれ、でも同時に、ガールフレンドの息子にはUncleと呼ばれ、他人事ながら「ややこしいわっ!」とついイラっとしてしまいます。



 こんな環境で育つ4歳のいとこですが、義母が言うには、万が一父親であるアンクルに何か起きた場合は、義母が世話役になるということで書類が提出されているようです。大人たちの勝手な事情であっちの家、こっちの家と移動させられ忙しない4歳のいとこ。この環境にもめげず、まっすぐすくすくと育って欲しいと祈るばかりです。


*注意* このコラムは、2018年3月に「日刊サン」に掲載されたものです。

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