• Miki Cabatbat

No.43 どうかしてるぜ!




 今年は何かとマウイ島に行く用事が多い義母。先日も車買い替えとなり、ディーラーである弟から新車を買うためにマウイ島へ飛びました。弟とは、今までに何度となくこのコラムで登場している、常に彼女が途切れることがない、でも、いつも難ありな女性とばかりつきあう”アラ還”のアンクルです。


 おさらい(?!)をすると、去年妻の不倫が発覚し離婚。その離婚協議中に、昔からの知り合いであるコロンビア人女性に会いにテキサスへ。その彼女と今年3月に結婚することになったものの、ラスベガスで挙式前日に大げんかしてドタキャン。その直後に、というか、恐らくコロンビア人女性とつきあっている時すでにデートしていたのであろう(と皆思っている)フィリピン系女性とつきあっています。


 滞在中、前妻との子(養子3歳)のデイケアーが見つからず困った事態が起こり、急遽ベビシッターするため予定を変更し延泊をした義母。困った人がいたら放っておけない性分の義母らしいなぁ〜と思いながらも、やっぱり未だに落ち着きをみせないアンクルと、お人好しな義母に対して、普段温厚なうちの主人も「何やってるんだか」と呆れ気味でした。



 帰ってきてから、「今の彼女はどう?」と尋ねると、” She is nuts!”と即答。一体どういうことかというと、今の彼女は自分に自信がない人で、常に起こりもしないことで心配をし、周りはそれに疲れてしまうよう。「弟が前妻とよりを戻すんじゃないかって不安がっているのよ」とも言っていて、それは絶対ないだろう、と私ですらも思いました。主人は「それよりも新しい女作らないか心配した方がいいんじゃない?」と言い、”まさに!!”と義母とも大笑い。



 そんな噂をしていた矢先に、その彼女から義母に電話が入りました。何事かと思ったら、彼女がアンクルの息子を連れてマクドナルドに行ったら、偶然前妻と会ってしまったらしく、『私の息子となんでいるのよ!』と言わんばかりの嫌味と難癖をつけられたそう。とりあえずその場はおさまったから大丈夫だったようですが、狭いハワイならではだなぁ〜というエピソード。



 誰もが、アンクルに幸せになって欲しいと願いつつも、心のどこかで「今度はいつまで続くのかな〜?」と思ってしまっているという・・でも、何だかんだ文句言いながらも、家族はアンクルを見捨てないのが偉いなと感心してしまいます。



 かといって、実は、コロンビア人女性との結婚の時、アンティ(義母の妹)が、フェイバー(結婚式の参列者に配られるギフト)として2人のツーショットの写真が刷り込まれたコースターを作ったのですが、我が家にはいまだにリビングに置いて平気で愛用しています。時々「今もこれ使っているってどうなの?」と私が言うと、主人は「僕たちのお気に入りコースターでしょ?!」と冗談を返してきて、そのまままた何事もなかったように使用しています。



 こんな我が家って「どうかしてるぜ!」なんて、人気お笑い芸人の有名ギャグのフレーズが聞こえてきそうです(笑)


【関連記事】 No. 31 結婚に向かないのに結婚できる男たち

No.36 まさかの結婚式ドタキャン

No.37 ザ・女ったらし

No.38 女ったらし人生のつけ



*注意* このコラムは、2017年11月に「日刊サン」に掲載されたものです。

#ハワイ #国際結婚 #異文化 #ハワイに住む #プエルトリコ #フィリピン #連載コラム #アラ還 #恋愛 #ブラマヨ #ブラックマヨネーズ #吉田 #ギャグ #どうかしてるぜ #お笑い芸人

© 2018 by Miki Cabatbat