• Miki Cabatbat

No.3 結婚1年目に判明! 日本食の概念

最終更新: 2017年10月8日


 先月無事結婚1周年を迎えることができました。本当はカカアコの53 by The Seaで、ゴージャスにお祝いディナーをする予定でした。 しかし、ちょうどあのハリケーン騒ぎの週末。陸軍の予備兵である主人は、緊急招集がかかり、泣く泣くキャンセルに(涙)。それでも、一応お祝いをしようと、仕事の合間に抜け出して行ったのが、韓国レストランでした。


 このレストランは、ソルトレイクにある焼き肉食べ放題スタイル。周りのお客を見渡せば、見事にローカルばっかり。韓国人に一番近いはずの日本人の私が、完全アウェー感。しみじみハワイは、アジアの文化がうまく溶け込んでいるなぁと思います。どこ行っても普通に箸は出てくるし、何品か頼んで皆で分け合うという感覚もあります。ありがたい事に、うちのファミリーもお料理を分け合える仲。主人が、初めてのデートで私を気に入った理由が、「ご飯をシェアーしてくれたから」という、嘘のような本当の話(笑)。それにも関わらず、2度ばかし戸惑ったことがあるんです。


 それは、2度とも、日本食の居酒屋スタイルのレストランに家族で行った時のこと。私は、いくつかの料理を頼んで、皆でシェアーするという感覚があると思い込んでいるので、そのつもりで何品か注文。ところが、皆、個々に1品ずつ注文。実際でてきた料理を見て、何か違和感を感じている空気が流れました。まず、①なんでミキは、何皿も注文しているんだろう?②なんで一皿(自分が注文した料理)がこんな少量なんだろう? もしくは、ボリュームは充分でも、なんでププ(おつまみ)のような盛りつけなんだろう? といった雰囲気が。とにかく、その時は私も、家族も何も言わず、というか、何が違うのかわけがわからないまま食べました。そのことをふと焼き肉を食べながら思い出したのです。


 そこで、不意打ちに、主人に質問をしてみました。「ねぇ、こういうBBQだったら、皆でシェアーするって思うよね?それじゃ、チャイニーズは?」と。主人は、「シェアーだね」と答えたので、「じゃぁ、フィリピン料理は?」と聞くと、「それもシェアーだね」でした。「それじゃ、日本食は?」と聞いてみると、「個々だね」との答え。



やっぱり! あの時の違和感はそこだったんだと判明。うちの家族は、シェアーする感覚はあるのだけど、日本食はその概念に当てはまらないのだとわかりました。確かに、普通の日本食レストランだと、個々に注文しますが、居酒屋は違うというのを知らず、その前に、そのレストランが居酒屋スタイルだというのも、見ただけではわからないわけです。今度行く時は、事前に説明しなければいけないといけませんね。謎が解けてすっきりした結婚1年目の夜でした。


*注意* このコラムは、2014年9月に「日刊サン」に掲載されたものです。


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