• Miki Cabatbat

No.23 こんな私でも大和撫子?!

最終更新: 2017年10月20日



  日本では4月が新学期の始まり。Facebookをみていると、入学式や新学期の準備に追われているママたちの姿がみられます。手作りのバッグやらランドセルのカバーやら、私の女友達は仕事をしている子も多いので、"仕事もしながら子供の学校の準備にも追われて大変そうだなぁ〜"と、見るたびに思います。他にも"キャラ弁"の写真もよく見かけますが、すごいなぁ〜、よくやるなぁ〜と思うと同時に、「私には無理!」って毎回思うのです。



 とにかく手先が不器用で、学生時代も家庭科は大っ嫌い。よく覚えているのが中学時代の授業でミシンを習っている時、縫い目の後ろをみると玉になっていたり・・私が単なる不器用なだけに関わらず、「このミシンがなんかおかしいに違いない!」なんてよく思ったものです。


 まだ子供はいない私ですが、もし普通に日本で結婚して子供がいたら、友達たちのように手作りで全て作らないといけないかと思うと、「あぁ、ハワイで国際結婚でよかった〜」と心の底から思います(笑)


 実は、私は子供のころから時代劇が大好きで、水戸黄門、暴れん坊将軍、大岡越前などなど、ありとあらゆる時代劇を見ていました。そして、ハワイに引っ越してくる3年くらい前から、日本舞踊の踊りを習い、毎回浴衣でお稽古をしていました。目標は着物の着付けができるようになることだったのですが、残念ながら、それを習う前にハワイに引越てきてしまい、結局浴衣止まり。それも、毎回きれいに切ることができず、着崩れしまうことがほとんど。なので、昔の女性たちは全員、着物を毎日きちんと着こなせたのかと思うと不思議でならないのです。さらに、時代劇で、女性が食事を用意している映像をみるたびに、「昔の女性は、皆料理が得意だったのかな?料理が上手・下手という概念はなかったのかなぁ」と思ったりします。



  とにかく日本の女性は、「料理・掃除・裁縫ができて当たり前」な風潮で、結婚後も基本的に女性がやるものとなっています。私は、それらが全くできない人間なので、女性失格だと思い込んでいました。

そして、主人と結婚してから、一応料理は苦手なりに努力しており、お弁当を作るようにしています。ところが、ある時義母が主人に、「毎日お弁当を用意するなんて、いい奥さんもらったわよ」と言っていて、ものすごく驚きました。しかも朝早起きして作るのが普通なのだろうけど、私は前夜に作っていて、そのことすらちょっと後ろめたく思っていたのです。でも、アメリカではどうも女性に求める基準が違うのがわかり、なんてハードルが低いんだ!ラッキーって思いました(笑) つまり、日本じゃ女性失格だった私でも、アメリカにいると「大和撫子」になれるんだと気付いた瞬間でした。



*注意* このコラムは、2016年5月に「日刊サン」に掲載されたものです。

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