• Miki Cabatbat

No.10 やっぱりハワイはスペシャル?!



 ある日主人が "What's your nationality?" と質問してきたので、"I am Japanese."と答えました。次に、"WHat is your ethnicity ?"と聞いてきたので、"I am Asian"と言いました。私の答えが正確かどうかはわかりませんが、この2つの質問について、先日(私は仕事で参加できなかった)親戚のパーティーで議論になったとのこと。

 

  ハワイ生まれのロコに “What is your nationality?”と聞いたら、どんな答えが返ってくるか・・本来なら”I am American.”のはずですよね。でも、実際は、自分のEthnicityを答える人がほとんどならしいのです。試しに、その場にいた主人の従兄弟に聞いたら、案の定「フィリピーノ」と即答したそう。その従兄弟の彼女は、「アメリカン」と答えたそうですが、彼女はホノルル警察で勤務しているので、こういった質問に慣れており、正確な答えを知っている。と、周りは判断しました。「フィリピーノ」と答えた従兄弟に続けて、”What’s your ethnicity?”と尋ねたら、やっぱり答えは、「フィリピーノ」だったそうです(笑)念のため言いますと、その従兄弟は、ハワイ生まれ、ハワイ育ちのフィリピン系アメリカ人です。

 

  つまり、ハワイのロコたちは、自分たちが“アメリカ人”である、という意識が薄いのだそうです。主人も、もし唐突に “What is your nationality?”と質問されたら、「フィリピーノ&プエルトリカン」と答えると思う、と言います。 裏を返せば、自分のアイデンティティーはどこから来ているのかちゃんと把握していることが、ハワイでは大事とも言えます。

思えば、私も、「そういえばハワイはアメリカだった」と気がついたのは、大人になってから。それまで、ハワイが、どこの国に属するなんて考えたことがありませんでした。ロコですらも、”アメリカ人”という認識がないのですから、日本人の私がそう思っていてもおかしくないということでしょうか?! (それは単なるこじつけ?!)

 

  また、ある時主人が、「僕は、メインランドでは、『I am Hawaiian』って強調するようにしている」と言ったことがあります。ハワイアンの血は一滴も入っていない主人なので、ちょっと違和感を覚える表現。例えば、私が、日本の友達に主人のことを話す時も、「主人はハワイアン」とは言わず、「主人は、ハワイ出身の人」と言います。でも、ハワイの外で、主人が”I am Hawaiian.”と言っても、決して間違ってはいないのですよね。主人が言うには、本土では、「ハワイアン」って言っておく方が、皆に受け入れられ、その後の関係もスムーズにいくのだそうです。確かに、私ですらも本土に旅行中に「どこから来たの?」と聞かれ、「ハワイです」と答えた瞬間に、「おぉ〜ハワイかぁ!」と一気に相手の心が開くのを感じ、歓迎してもらったという経験が何度かあります。


 こうして考えると、多くの日本人に愛されている「ハワイ」は、ロコたち自身にとっても、アメリカ人にとっても、さらには、世界中の人にとっても、色々な意味で特別な場所で、「ハワイ」という響きだけで、人の心を和ませる力があるのだなぁと改めて思いました。



*注意* このコラムは、2015年4月に「日刊サン」に掲載されたものです。


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