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No.1 まさかの嫁ぎ先


はじめまして! 昨年8月に結婚したばかりの新米主婦ミキです。初めてハワイに来たのが、かれこれ16年前。正直「ハワイなんてミーハーが行くところ。そんなところ興味ない!」と息巻いていた私が、実際毎年仕事で来るようになったら、すっかり虜に。そして、2010年に留学をしようと決めて、学生ビザをとり、ハワイへお引っ越し。ついには、縁あって、今の主人と昨年結婚することになりました。現在は、エヴァビーチに、彼の家族と同居しながら住んでいます。


 このコラムのタイトルにもありますが、主人のお母さんは、マウイ生まれのプエルトリコ系アメリカ人、そして、お父さんは、フィリピン生まれのフィリピン人(アメリカ市民権取得済み)なんです。アメリカ本土、特に、東海岸は、プエルトリコからの移民はたくさんいると聞きますが、ハワイではマイノリティーな民族ですよね。特に、日本人にはあまりなじみがない国。友達にも「お義母さん、プエルトリコ系なんだよね」って言っても、「ふーん」っていう感じ。そして、英語で説明する時も、“Puerto Rico”と発音するのが私には難しく、いつも「え?何?」と聞き返される始末(苦笑) なので、毎回必ず言うのが、「リッキー•マーティンやジェニファー•ロペスと同じ!」というと、「おぉー、プエルトリカンなのね!」とわかってもらえます(笑) 



 また結婚して、今の姓「Cabatbat(カバットバット)」になり、これまた日本人の友達には、「一体何て読むの?」と聞かれ、そして、一度聞いただけじゃ、皆覚えられず、「確かコンバットみたいな名前だよね」だとか言われています。 反対に、英語の人たち、特にフィリピン系の人にはすぐわかるようで、ニヤっとされながら「フィリピン人か?」と必ず聞いてきます(笑)何気にこの名前で親近感をもってもらい、物事がスムーズにいくこともチラホラ。 ちなみに、どうでもいいことですが、「Miki Cabatbat」という名前は、世界中に私一人に違いないと自負しています(笑)



 私が、まさかハワイに住むようになるなんて! まさかこういう家庭に嫁ぐなんて!まさかエヴァビーチに住むなんて!と、「まさか、まさか」の連続。そして、主人もまさか日本出身の日本人と結婚するとは夢にも思わなかったようです。こちらに長年住んでいる皆さんには、きっとおわかり頂けると思いますが、ただ「訪れるハワイ」と「住むハワイ」は違いますよね。実際住み始めて見えてきたハワイがあり、更に、私の場合、こういう家庭に嫁いで、今までとはまた違うハワイが見えてきて、おもしろい発見があります。今後こちらのコラムでは、私のこの生活環境で発見したことなどをご紹介していきたいと思います♪ 




*注意*このコラムは、2014年7月「日刊サン」に掲載されたものです。

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