• Miki Cabatbat

NO53.人間ドラマのハリケーンが我が家を直撃

最終更新: 2018年10月4日


 先日のハリケーン騒ぎの時、我が家は人間ドラマのハリケーンのど真ん中にいました。世間が緊急対策グッズを買いそろえるのに必死の頃、義弟が一緒に暮らしていた彼女を家から追い出しました。 実は、この2週間くらい前にすでに2人は別れていたのです。

我が家は1階に義母と義弟がもともと暮らしていて、2階に私たち夫婦が住んでいます。義弟の彼女が住み始めた時、ちょうど義姉家族が遊びにきていたので、義弟の部屋は義姉家族が使用中で、私はなんでこんな時に同棲始めるんだろう?と不思議でいました。「私だったら、義姉家族が帰ってから入居するけどな〜」と思っていたのですが、実は、この時彼女は一緒に暮らしていたアンティと喧嘩をしたらしく、それで行き場がなく、我が家にきたようなのです。だから、義弟と別れた後も彼女は我が家に住んでおり、2人は別々の部屋で生活していました。私は「それってどうなの?!」と主人に言いましたが、主人は「I don’t know」と知らぬ存ぜぬの一点張り。ある日義母も交えて話した時、私は、「結局今は同居人っていう関係だよね?」と尋ねると、「彼女には数ヶ月の猶予をあげようと思う。その間にお金ためて住むところみつけてもらうわ」と言い、私は思わず「なんて寛大なの!」と言いました。



 私たち夫婦は、彼女が住んでいても大した影響もないので見守ることにしたのですが、数日後には義母は「やっぱりあの子には近々出て行ってもらうわ。彼女の祖母にも電話して、『うちではもう預かれない』って話したのよ」と言いだしました。そうこうしているうちに、ハリケーンレーン騒ぎとなり、もう明後日には接近!という日の朝、義弟が彼女を追い出し、祖母とアンティが住む家に帰って行ったのです。 すると、その直後義弟が私の部屋に「ちょっと手伝って!」とやってきました。私は、〆切原稿があったし「今忙しいんだけど」っていったのですが、「ネガティブなエネルギーを追い出すために、セイジを炊くから手伝って」と言うのです。「おいおいマジかよー!」と内心思いながらがも、でも、義弟の気持ちを鎮めてあげるためにも、これはつきあってあげた方がよいなと思い、一緒にその儀式をしました。といっても、義弟がセイジを炊いて、それを手に持ちながら、全ての部屋を周り、私はそこで落ちた灰を拾い集めただけですけどね。一通り終えた義弟はやっと落ち着き、私たちも家族もホッと安堵。

これで今後義弟も無闇やたらに、ガールフレンドとの同棲はしないと思います。というか、私たち家族は、切にそう願っています(苦笑)



 そして、翌朝、私が外で植物に水やりをしていると、義母がお出かけへ。

一体どこに行くのかと思ったら、「R(主人の従兄弟)が彼女と別れたから、引越しの手伝いにいってくる」というのです。あのお騒がせアンクル(義母の弟)の次男ですが、それこそ義弟と一緒で、全然落ちつく気のない雰囲気の従兄弟でしたが、この彼女とは真剣な様子でそこそこ長いことつきあっていました。彼の場合「もしも」のためにほとんど住んでいないコンドミアムをずっと借りていたわけですが、本当にそのもしもの時がきてしまい、そこに戻っていったのでした。ハリケーンレーンより強力なハリケーンが我が家に直撃し、色んなことが一掃されましたとさ。


注2* このコラムは、2018年9月に「日刊サン」に掲載されたものです。

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